ずっと一緒にいることが幸せとは限らない

両親・家族
老老介護 ダブルケア パーキンソン病

*過去のつぶやきです 2023.4.13*

    

母が特養に入所して3ヶ月が経ちました。

入所前、長年暮らしてきた自宅を離れること、新しい環境になることに

不安を感じていました。

さらには父と私がケアマネさんや施設職員を巻き込んで強引に入居の話を

進めた、入居させられたと思っていました。

母が納得をした上での入所ではありませんでした。

  

そんな母が先月「ここの暮らしは天国」と父との電話で言ったそうです。

  

「そうだよね」

ようやく母が実感してくれました。

  

老老介護の限界による父からの暴言、思わず手が出て叩かれる心配もなく

デイサービスに出かけるための準備に焦る必要もなくなりました。

眠りたい時に眠れ、好きな時にお菓子を食べることが出来る。

自分以外の人の心配をする必要もない。

  

そして、父と離れていても3日に1回くらいのペースで父のところに

電話をかけてくる。

話すことは大抵「○○の物を持ってきて♪」というおねだり。

父も頼まれると何だかんだ言いつつもすぐに届けています。

面会はせずに物を預けてくるだけ。父の愛を感じます。

それでも、父にとってもこの距離感が良いのだと感じています。

  

特養入居は

母自身が選んだわけではないけれども

父もずっと決断できずにいたけれども

私は2人のこれらのことを分かった上で

決めて進めて良かったと思います。

  

3人それぞれの場所で自分を生きてます。

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