11月:小学校での読み聞かせ絵本リストと子どもたちの様子

3年生

まゆとおに やまんばのむすめまゆのおはなし

「え〜」「デカっ」「すげぇ」などあちこちから聞こえました。

全体的に前のめりで聞いてくれました。

  

この絵本を選んだ理由はネットでふらりと絵本を検索している時に

福音館書店さんのインスタアカウントで富安陽子さんを紹介していました。

ここで、ピピピっと来るものがあり、図書館から借りて読ませていただきました。

小学校低学年くらいまでに良さそうだなと感じました。

  

無邪気で小さな女の子だけど力持ちでお母さんの教えを忠実に守って親切な対応をする

そのことにより自分を守ることもでき、大きな鬼とハートフルな関係が築けるって

純粋な愛そのものだなと感じました。

  

おかしなおかし

少し、持ち時間が余っていたので私の中で定番の短め絵本、こちらを選択。

ダジャレのオンパレードなので子どもたちもよりゆるゆるに緩んできてました。

帰る時の挨拶の場面で担任の先生が

「2冊も読んでいただきました!ありがとうございました」

と目をキラキラ輝かせながら話していたのがとても印象的でした。

  

私は、絵本を読むことが好きで子どもたちにいろんな絵本を

読んで紹介していきたいなと思っています。

子どもたちがその絵本に対してどんなことを思おうが感じようが構わないのです。

反応がなくても全然OKです。

さらに子どもたちだけではなく、担任の先生にも聞いていただき

何かが伝われば良いなと思って教室に入らせてもらってます。

ですので、こういう言葉をいただけるのは嬉しくありがたいことと思います。

  

  

5年生

だるまちゃんとてんじんちゃん

お教室前に行ったら、クラスの生徒がみんな絵本を聞く体制がバッチリとできていて

私のほうが「あれ?遅刻した?」と面食らうぐらいの状況でした。(時間前でした)

  

スタンバイOKな生徒さんたちでしたので絵本を聞くこともすぐに集中して聞いてました。

時々、くすりと笑う声も小さく聞こえました。

担任の先生も熱心に聞いていただき、このクラスのまとまり感はこの先生だからだと感じました。

  

この絵本は、だるまちゃんシリーズの1冊

我が家の本棚にあるのは「だるまちゃんとてんぐちゃん」のみ

絵本を選ぶために図書館の中をうろついていた時に年少さんくらいの男の子とお母さんの親子が

だるまちゃんの絵本を持っていて、絵本を読んでいるその光景に私がほわんと心が穏やかになったので

選本して読ませていただきました。その親子に出会えたこと、嬉しく思います。

  

  

3年生

やきざかなののろい

「知ってる〜」という声が方々から聞こえるも読み進めていくと元気な複数の男子生徒が

あ〜だこ〜だ と絵本に対するリアクションを言い始める

彼らのひと声が結構なボリュームだなと感じつつも読み進めていたところ1人の女子生徒が

「うるさくて聞こえない!」と一喝

それですぐに静かになった訳ではないけれども少しはボリュームが下がったように私は感じました。

  

男子生徒の彼らも絵本の世界を体験しながら自分の感想を言ってるだけ。その声がちょっと大きいだけ。

そして、「聞こえない」って自己主張して言えるのも大切なことだと思います。

たった10分ほどの読み聞かせの時間の中にもこういう体験ができることを貴重だと感じています。

 

絵本のタイトルとしては怖い印象もあり

絵も色も迫力があって読みたくない、手にとらない絵本になってしまうかもしれないです。 

物語は、やきざかなが嫌いだった男の子が好きになるって話。

単純だけど成長してる姿がなんとも微笑ましいと思いました。

  

バルバルさんきょうはこどもデー

こちらの絵本も出した途端に「知ってる〜」の声が!

あとからこの絵本の刊行年を見たらちょうどこの3年生が幼稚園年中さんの頃だったかも?

そうだとすると幼稚園で配本されたのかもしれないなぁ〜なんてことを思いました。

でも、知ってる人が多かったけれどもクラスみんなで楽しく聞いてくれました。

  

学校の図書司書の先生に見せたところ

「バルバルさんもシリーズものですよ〜」って

教えてもらいました。早速、検索するとありました。

でも、タイトルだけですがこの絵本が一番きらめく気がしました。

  

バルバルさんきょうはこどもデー」と「やきざかなののろい」は

図書館のお話し会で読まれたものということで見やすく書架されていました。

こういうのも参考にさせてもらっています。

  

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