12月:小学校読み聞かせ絵本リストと子どもたちの様子

6年生

12月、季節としてはクリスマスや年末年始、干支など華やかな行事が注目される頃

なぜか今年の私はピピピっと戦争に目が向きました。

原爆投下、終戦の8月だけが大きくクローズアップされることが多いけれども

太平洋戦争が始まってしまった12月という日も忘れてはならないと思うのです。

  

字のないはがき

向田邦子さんが体験した実話

子どもの命を守るために疎開させるけれども家族バラバラになり寂しさが増していき

子どもは体調を崩してしまう。苦渋の決断をしなければならない状況、それが戦争。

私は深くは語れないけれども、平和の反対語が戦争というならば戦争は要らないなと

思います。

  

このような戦争に関係するお話でしたので次は少し内容が軽めの絵本をセレクト

  

ふくろうのそめものや

こちらの絵本は赤ちゃん用の絵本

本のサイズも少し小さめで、できる限り物語の内容もコンパクトにしたもの

本来はこのサイズ感では学校の教室には向かないものかもしれない。

色がくっきりはっきりしているので遠くからでも見える、わかる!と思い

この絵本に決定!

  

子どもたちは、この2冊ともすごく集中して聞いてくれました。

1年生からずっと、この読み聞かせボランティアの絵本を聞くという経験を

してきているので聞くという体勢が自然と出来るんです。

積み重ねって大事。こんなところでも感じるのです。

  

2年生

お月さまってどんなあじ?

たくさんの動物たちがお月さまに届くように協力するお話

この様子がとても可愛い

「おおきなかぶ」のように呼びかけて仲間にしていくところもいい。

この絵本は動物たちが積み上がっていくのだが

私は絵を見てゲームの「動物タワーバトル」を思い出してしまった。

ゲームのほうは、空からさまざまな動物たちが降ってきて

それをどのように積み上げていくか?バランスを感じながら

崩れないように積み上げていくゲーム。

ちょっと似てるなぁ〜なんて、懐かしく思いました。

ちなみにゲームは、すっかりしなくなっています。

  

子どもたちは、どんどん積み重なっていく動物たちをじっくり見ながら

ワクワクしている様子が見られました。

  

私がお月さまを食べたら、どんなあじになるのかな?

ふくろうのそめものや

前出の絵本を読みました。

「うへ〜」「え?」や小さく笑い声も聞こえました。

カラスに対して見方が少し変わるかしら? なんてね。

コメントを残す

両親・家族

次の記事

父が緊急入院 2/5