バセドウ病検診12/24
予約診察時間は午前9時。病院の受付が始まるのが8時。
愛車のクロスバイクに乗って到着したのが7:50。受付開始待ちの列に並ぶ。
待ち時間10分で受付が始まる。機械に診察券を読み込んで受診科をチェック。
代謝内分泌科で間違っていない。大変申し訳ないが担当医の名前は覚えていない。
それもそのはず、毎年、必ず医師が代わるので覚えられない。
発症から4年が経つので4人の医師と関わったことになる。
それぞれの先生の顔はうっすら思い出せるが名前は全く思い出せない。
名前を覚えるのが不得手ということも関係してるかもしれない。
受付が終わるとすぐに採血場へ。ここは全ての診療科の採血を担っているため
混雑は避けられない。でも、この日は思ったよりは早めに自分の順番が回ってきた。
看護師さんが名前と生年月日を確認した後、第一声が「ネイル素敵ね。全部広げて見せて♪」
と軽く言ってきた。両手を見せると
「(両手)違う色なのね。珍しい」と弾んだ声が返ってきた。
「ネイルしてる人、結構いらっしゃるんですか?」と尋ねたら
「結構、いるわよ〜私、見るの好きなのよね〜。この前は、お皿に秋刀魚の焼き魚が乗ってる
デコしてるのを見たわ。さつまいものデコもあったわね〜。可愛いわよね〜」と
「私は今回はシンプルに色だけですね」と話すと
「シックでいいじゃない?大人な感じ。素敵」と感想を言われた。
ちょっとした褒め言葉を言われると自分の内側からキラキラが出てきて、喜びが溢れてくるのを
感じる。女子トークのこういうところが好きだなと思う。
採血はネイルの話をしている間にサラッと終わってしまった。
ちなみに私は針が刺さることも血液が管を通って流れていく様を見ることもどちらも平気なタイプ。
むしろ、自分の血液が元気よく排出されるのを間近で見れる絶好のチャンスと思っている。
ちょっと変わったタイプとも言えるかもしれない。
採血が終わったら、代謝内分泌科の窓口へ行って、診察受付となる。
この時点で8:30過ぎ。9時から診察開始なので順番はまだこない。
甲状腺の血液検査には時間を要するそうで、予約時間の9時に検査結果が揃うことはない。
ちょっと暇だな〜と思い、同じフロアにあるコンビニに行って、パンと飲み物を購入。
朝食がわりとする。
病院の中ということもあり、さまざまな人が入れ替わり立ち替わりイートインスペースに
やってくる。私のように「暇だな〜」なんて呑気にいる人は少ないように感じる。
実際のところは、わからないけれどね。
ボーッとしたり、本を読んだりしていたら私の名前がコールされていた。
10時過ぎていた。随分、のんびり過ごしていたものだ。
急いで診察窓口へ行くと3人後の順番となった。これだけで30分は待つことになった。
もう少し早く、診察室近くに居ないとダメだなと思い知らされる。
なかなか順番が来ないことも多いから、同じ場所でずっと待つことに飽きてしまうんだよね。
次回への教訓としておきましょう。
いざ、担当医師とご対面。
結果はバセドウの抗体数値が徐々に上がってきてる。
TSH、FT3、FT4の数値は大きく変化していない。が、気になるところ。
「体調の変化がありますか?
私生活において大きく影響することがありましたか?」と聞かれる。
「特に体調の変化は感じない。ただ、今夏、実母を亡くしたので
メンタルに影響していないとは言い切れないです」と伝えたところ
「そういうことは誰にでも起こることですので、
僕も今年、祖母を亡くしました。悲しみはあります。とにかく
ストレスを溜めないように穏やかに過ごしてください。また、様子を見ていきましょう」
という答えが返ってきた。
言い方は穏やかで寄り添っているようにも聞こえるが内容的には
「そんなことぐらいで体調崩さないでください」って
言われているようにも感じた。
先生、あなたは私と同じ病気に罹患してませんよね?
同じ状況ではないですよね?
こんな言葉が頭に浮かんだけれども、この先生に言っても仕方がない。
このモヤっとした気持ちを持ち帰った。
次回は3ヶ月後の3月末。
心穏やかに身体に負荷をかけすぎないように過ごしていきたい。
いざとなったら、服薬して体調を整えることができる!と思えば
それはそれで有り難いことだなとも思っている。
2024/12/24
TSH 0.834 FT3 3.25 FT4 1.44 TSH(TRAb)抗体 2.7