「有限会社ってなに?」
あんドーナツが入っていた袋を見ながら息子が尋ねてきた。
「会社には有限会社と株式会社があるんだ。大きな違いは
会社設立時に元手となるお金、資本金額が違うこと。(今は違うけど)
株式会社の場合は経営状況を公開する必要があったり、株を買って
その会社の経営に意見することが出来たりするんだよ。
株の値段は毎日変動していて、株を買った時の金額よりも株価が上がった時に
売れば上がった分だけ儲けることが出来るよ。
ただし、必ず上がるという訳でもないんだ。残念ながら下がることもあるの。
その時は、損をしちゃうね」
「ヘ〜」と株に興味津々。
「会社によっては株主優待として物やチケットを付けてくれるところもあるよ。
オリエンタルランドは確かパスポートが付いてくると思う」
Google先生で検索。
「100株で1枚パスポート付いてくる!株買う?」
「1株14000円台だから最低でも140万円必要だよ」
「ふーん。いいね。株買わない?」
どこまでもポジティブで怖いもの知らずな息子。
でも、こういう知識の増やし方好きだな。
教科書開いて、あまり乗り気でない時に
言葉や仕組みを連呼されても響かないと思う。
興味が湧いた熱々の時にその場にいて、
株の話しが出来たことを嬉しく思う。
次の日、有限会社の説明を確認するべく検索したところ
平成18年の法改正により、この年以降の有限会社の設立は出来なくなった。
それまでに設立された有限会社は特例有限会社としてある。
会社としては株式会社と同じ。
現在は1円から株式会社として作れる。
以前は、有限会社は300万円以上、株式会社は1000万円以上の資本金があって
会社設立ができた。
従業員の数も関係していたが、法改正により変更されている。
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