中1息子の部活動選択からタイムスリップして自分の部活動回顧録

エッセイ

4月に中学生になった息子は迷いながらも

部活動に参加しないいわゆる帰宅部を選びました。

部活動に入らなかった大きな理由は入りたい部活が無かった!

ということでした。

興味あることが自分の中で明確にあって、自分で選択できる

ということは我が息子ながらすごいことだと感じています。

ここからは回顧録となります。ご興味のある方は続けてお読みください。

自分が中学生の時、友だちにつられて柔道部に入部しました。

柔道部顧問だった社会科の先生がちょっと迫力(威圧感)のある

一見怖いタイプの方でした。声もドスがきいていてお腹に響く感じ。

でも授業の進め方は上手で話しが面白かったです。

なので社会科に興味を持てたのも事実です。

同じクラスのちょっと大人びた友だちがその先生のこと気に入って

遊び感覚で柔道部に入部してしまいました。

その友だちから「一緒に入ろうよ〜」と誘われ言われるがまま

私は全く興味もない柔道部に入部しました。

入部する前、母親から「大丈夫なの?」と聞かれ、周りの人からは

「やっていけないよ〜」と言われながらも入部しました。


先輩は全員男子。先輩は丁寧に基礎を教えてくれました。

そうそう、そうなんです。

部活動の顧問と言っても毎回の練習に必ずやって来る訳ではなく

むしろ来ないことの方が多い。それに気づいたのは1ヶ月くらい

経ってからでした。

ちょっと大人びた友だちが練習に飽きてきて部活をサボる

ことが多くなりました。

もともと興味ない状態だった私は全くやる気が出ず友だち同様に

部活をサボるようになりました。

動機が曖昧で柔道が好きな訳でもなく、友だちも居ない柔道部に

続けていられる状況にはならず夏休み前に退部届を出しました。

とっても安易に入部して身勝手に数ヶ月で退部して、今考えると

なんてひどい新入部員だっただろうと思います。

でも、ちょっと大人びた友だちと新しいこと柔道を一緒に楽しく

出来るのではないかとドキドキしながら思ったのだろうと思います。

 

私は、ちょっと大人びた少し悪めいた友だちが好きでした。

新しい発想があって刺激を受けていたのだと思います。

容姿も可愛く、目が大きくてとにかく目立つタイプでした。

当時流行っていたおニャン子クラブのメンバー河合その子さんに

そっくりでした。

彼女と他愛ないこと言いながら登下校したり、遊んだりすることが

楽しかったです。

彼女は目立つタイプだったので何かとトラブルにもあいました。

それでも彼女との時間が良かったです。

 

でも、いつの日かこのまま流されるままで良いのだろうかと

考えたのかは今となっては覚えていないですが、そのちょっと

悪めいた友だちと離れることになりました。

どうしてそうなったのか覚えていないです。

中学生の友だち付き合いってそのようなものなのかもしれません。

中学校卒業するまでに何かしら付き合いはあったけれども

中学入学当初のような時間は無くなり卒業時にも

呆気なく別れてしまったなぁ。

今、彼女はどうしているのだろう。会ってみたいな。

息子はこれからどのような友だちと出会っていくのだろう。

学校や部活以外で出会うこともあるだろうな。


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