体調不良の原因はバセドウ病でした 後編

バセドウ病

7/9(木)、紹介状を持って居住区の大きな総合病院へ行った。

この日は、幾分か体調が良かったので車を運転して向かった。

この病院には、何年か前に健康診断で来たことがあるだけで、よく覚えていなかった。

数年前に病院を新しく建て替えしたので、入り口からとっても綺麗だった。

  

総合受付から循環器内科に行き、30分ほどで診察室に案内された。

医師に最近の体調の悪さと昨日行った病院で受診を勧められたことを話した。

すぐに検査室に移動して検査に入った。

血液検査、超音波で心臓を診る検査、心電図(3分間)、胸部レントゲン。

スムーズな流れに気を良くして、素早く循環器内科に戻った。

ここからが長かった。考えてみれば、検査結果が全部出ないと医師の判断も出来ず

診察に進めないのは当たり前のこと。でも、健気に待合室でずっと待っていた。

1時間が過ぎた頃、お腹が空いて耐えられなくなり、同じ階にあったカフェに行く。

そこで焼きたてのパンとオレンジジュースを一気に飲む。

相変わらずの急かせかした気持ちがあり、さっさと待合室に戻る。

30分後、診察室へ。

医師からは、「心臓の機能や働きについては大きな問題は見つかりませんでした。

気になるのは血液検査の数値です。脈拍数が速いのは甲状腺との関係かもしれないです。

同じ病院の代謝内分泌科をご案内しますので明日、受診出来ますか」と言われる。

甲状腺と聞いてバセドウ病が頭に浮かぶ。

7・8年前、健康診断で甲状腺機能亢進症の疑いがあるので精密検査を。と診断され

病院にて精密検査をしたことがあった。この時は、バセドウ病に近いぐらい代謝が

良い体質という診断だった。

家に帰ってからバセドウ病を検索してみると今の自分の状態に当てはまることが

たくさんあった。

   

次の日、代謝内分泌科を受診。検査から始まる。

血液検査、首の超音波検査。すぐに検査は終了する。

診療科の待合室で待つこと2時間半。ずっと座っているのも疲れるほどだった。

ようやく診察室から自分の番号が呼ばれた。

入室すると初めて会う医師から「お待たせしてすみません」と言われる。

何だかテンション下がり気味だった気持ちも少し上向きにさせる言葉かけだった。

しかしすぐに「バセドウ病です」とストレートに告知された。

医師は、バセドウ病という病気のことや症状、治療法を軽快に話してくれた。

「まずは、服薬治療から始めます」と言われた。

私は一番気になっていたダンスレッスンを続けることが出来るかが知りたくて

「運動しても大丈夫ですか?」と尋ねたところ

「今はやめておいた方がいいでしょう」とあっさり言われた。

やっぱりそうだよね。

大好きなタヒチアンダンスのレッスンに参加出来ないのはショックでした。

医師から「身体的、精神的ストレスをかけないように過ごしてください」と

助言された。

身体的ストレス。

精神的ストレス。

そんなに私はストレスを抱えていたのだろうか?

今となってはわからないが、仕事もダンスレッスンもお休みしてゆっくりとした

時間を過ごすのも悪くないと思っている。ずっと突っ走ってきたから。

  

7/10(金)夕食後からメルカゾール3錠の投薬治療を始めた。

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