【老老介護:ダブルケア未満】胃がん発見!

両親・家族

人生いろいろなことがあるね。

 

私が下肢静脈瘤の手術を受けた日の前日に

実父が胃カメラ検査を受けた。

これは定期的な検診。

いわゆるお守りみたいなことと捉えていた。

 

しかし、年始早々に病院から電話。

出来るだけ早く診察にくるようにと。

しかもご家族を連れて診断を聞いて欲しいと。

これって「まさか!」な状況なのに父は

「体の弱ってるばあさんしか居ないから一人で行く」

と言って一人で受診した。

 

結果は早期の胃がん

患部を切除する手術が必要。

ラッキーなことに本当に早期発見だったので

腫瘍を削ってくるだけで良さそう。

部分麻酔をしながら内視鏡での手術になる。

開腹手術ではないので体への負担も軽減される。

入院期間は1週間の予定。

 

ただ、父の一番の心配は老老介護している母のこと。

今までショートステイでも長くて3泊4日程度。

受け入れ先があるのか?そこが心配だった。

娘の私にも迷惑をかけたくない。

そのような気持ちもあったようだ。

 

実は母からこの連絡が入って、ようやく現状を知り

父を交えて話しをした。

父は一人で背負い過ぎている。

昔ながらの人だからか?男性だからか?

人に頼ること、その声を上げることの難しさを感じた。

 

翌々日、病院へ私も一緒に行き、医師の診断を詳しく

聞いた。それが前述の通り。

父の一番の心配ごとに病院のケースワーカーが寄り添い

相談に乗ってくれた。

母も一緒に入院することが出来るそうだ。

難病を患っている母なので、リハビリを受けながら

過ごすことが出来るのは安心である。

父もホッとしたようだ。

すぐに手術、入院の手続きに進めた。

 

ケースワーカー、ケアマネジャーなど話しを聞いて

もらえる存在があることは心強い。

子育ての孤立とシニア世代の孤立と似ているところも

あるかな。このようなことを感じた。

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