サッカー公式戦!最後の県大会

息子

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息子のサッカーチームが県大会初戦を迎えた。

6年生なので大きな試合はこの県大会で終わりになる。

 

場所は秦野市立野緑地スポーツ広場。

この日はあいにく冷え込みが強まり、厚い雲が覆って

太陽が見えない。さらに寒さが増すような気がした。

 

負けたら終わりのトーナメント戦。

1回戦。息子は残念ながら出場機会なし。

ベンチから応援。母たちはすり鉢状の地形にある

コートを上から眺めるような格好で応援。

いつもはサイドライン側で応援しているから遠い。

声援が届いているのか?心配しつつも応援に熱が入る。

 

前半先取点を取られるも追いついた。

後半も先に相手チームが点を取った。

接戦の良い試合。応援にも力が入る。

相手チームのファウルによりフリーキックが得られた。

場所は随分斜め方向。ゴール前に浮かせて誰かが

合わせるというのが想定されている展開。

キッカーはチームの中でも運動神経抜群でサッカー

センスもとても良い子。

直接狙えなくもない?でもちょっと遠いかな?

角度もあるなと思っていたら・・・

狙い定めたボールは綺麗な放物線を描いてゴールの

下方隅にぽとりと落ちた!

やったぁ〜!同点!

本当に華麗なフリーキックだった。

誰もが経験するけれども感動的なシーンって

スローモーションのように感じるんだね。素敵だった。

 

同点のまま後半が終了。サドンデスのPK対決に。

出場した6年生から始まった。緊張が高まる。

寒さもあって震えながら、チームメイトのひと蹴りにも

相手チームのひと蹴りにもドキドキして。みんなで祈る。

3人目で決まった!勝ったよ!嬉しかったな。

OBも応援に駆けつけてくれたし、他のカテゴリーコーチも

駆けつけてくれた。みんなでこの勝利を喜んだ。

 

息子は、このチームに入って2年過ぎたばかり。

その2年の中で一番盛り上がり!

応援も一致団結していたと感じた。

最後の最後にいい思い出。

 

2回戦もすぐ開始。

前半に先取点を取ったのは相手チームだった。

攻め込まれる場面が多いと感じたが少ないチャンスを

活かして前半終了前に同点に持ち込めた。

雰囲気は悪くなかった。

 

メンバーは1回戦の時と全く同じだった。

ずっと出場していた。

後半は中盤、サイドバックの動きが止まってしまったのが

明らかだった。

寒さが増してちらちらと小さな粒が時々降ってきていた。

後半の最初に1回戦でミラクルゴールを決めた6年生が

脚の痛みを訴えて交代。

そこから相手チームの猛攻にあい一挙に3点を失った。

その後に選手交代を行なった。もう少し早く交代したほう

が良かったのではないかと感じた。

 

不思議なもので点差が開いてしまうとそれまでイケイケの

テンションであっても下がってしまう。

せめて1点差であるとチャンスがあると思って

テンションをキープ出来る。

それが出来なかったのが残念。

というわけで息子は後半の残り5分で交代した。

結果は1-4で負けた。2回戦敗退。残念。

みんなよく頑張ったね。

 

キャプテンは悔しくて泣いてた。その気持ちも含めて

仲間とのこの経験がこれからも力になっていく。

それが大切で貴重だと思う。

おつかれさま。

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