【老老介護:ダブルケア】3回目のレスパイト入院(12/2〜9)
毎回同じ病院に受け入れしてもらっている。
緊張したり、神経質になりがちな母にとって、3回目となるレスパイト入院は
ようやく病院自体に慣れてきたと言ったところです。
前回、夜勤担当の看護師、推定年齢30代の方からものすごく意地悪をされ、
悔しくて泣きながら他の看護師に訴えたことがありました。
母の身体は、調子良く歩いたり、動けたりするときもあれば、なかなか足が
出ないですくんでしまう時がある。
夜中は一度ベッドに寝てしまうと身体が硬直してしまい起き上がることが困難になる。
厄介なことに夜中のトイレが頻回。
何度もナースコールを押して起き上がりを助けてもらう必要がある。
それなのにその看護師さんに「自分で立てるでしょ!立ち上がりなさいよ」
と怒鳴られたそう。
「出来ることならやってるわ!あんたなんか呼ばないわ!」
という気持ちをグッと抑えていたら、どうにも耐えきれなくなり泣いて訴えることに。
この訴えがあったからか看護師さんたちの対応が少しは柔らかくなったようで
母の精神も落ち着いていった。
でも、例の看護師さんだけは本当にぶっきらぼうで相変わらずの対応。
暴言は吐かなくなったみたいだけどね。
何が楽しくて看護師の仕事をしているのだろう?と思って
しまうぐらい他の患者さんに対しても同じでした。残念です。
今回は看護師さんたちに心寄せてもらったようです。
お見舞いの食べ物として「おしるこ最中」というお菓子を病室に届けました。
このお菓子は通常のパクつく最中ではなく、お湯を注いで食べる
お汁粉タイプの最中でした。
そうとは知らずに持って行ったのですが看護師さんがよくわかってくれて、
お湯を入れてくれ、スプーンも貸してくれたそう。
おかげで美味しく食べれた!とニッコリ。

よくわかるようにわざと紅は割ってます。
退院時には2、3人の看護師さんと握手してエールをいただきました。
とても優しい男性看護師さんも付いて見送りしてくれました。
あとで母に聞いたところ、この男性看護師さん以前から
母を見かけると寄って声掛けしてくれているそう。
なんだかんだ、母のこと気にかけてくれる方いるんだね。
見ていてもらえるって本人も嬉しいだろうけれども介護者にとっても嬉しい。
ひとりじゃないよ。一緒に見てるよって
見守られている気がして温かい気持ちになりました。
きっと、お会い出来なかった看護師さんたちも同様に
たくさんお世話になったんだろうな。
本当にありがとうございました。