【老老介護:ダブルケア未満】春のお彼岸。恒例のぼた餅作り

両親・家族

3/21(木)春分の日

実家では年に2回お彼岸に合わせてぼた餅(お萩)を作る。

今年も作りに実家へ行った。

 

あんこは出来上がっていた。

「何故か一部固い小豆がある」ぶつぶつ母が言う。

どうやら気に入らない様子。父と一悶着あったのだろう。

ご飯が若干柔らか過ぎる気がした。

あんこの状態は母が言うほど固さは気にならなかった。

ご飯を丸め、あんこを周りにつけていく。

この作業は数年前まで母と並んで出来ていた。

しかし、今は台所にずっと立っていることもしんどい母。

一緒に料理することは出来なくなってきた。

一人で黙々とぼた餅作りをした。

 

この週初めから母の兄である叔父が千葉からやって来ていた。

老老介護をしている父が担っている夜のトイレ介助を少しでも

軽減させるべく泊まりに来てくれている。ありがたい。

それと同時に父にとって別のストレスがかかるようだ。

食事問題。何かしらのおもてなしをしたいと思うようだ。

日常の食事作りが苦でなければ、そこまでストレスはかからない

のだろうと思うが母がやるべきことを自分がやっている、

やらなければならないという状況が父をストレスフル状態にするようだ。

食事は楽しいもので作る工程も楽しいものであることを

感じながらのほうがもっと美味しいものが出来ると思う。

父のストレスも少しは減るのではないだろうか。

そう思うが容易ではない。

年老いてくると余計に頑固になりワガママになる。

お互いに人のせいにばかりしていては辛いだけ。

少しでも楽しむこと笑えることを見つけていくことが

出来ればいいなぁ。

手作りぼた餅

今回はあんこの他にきな粉と黒ごまのものを作った。

あんこの甘さは母が調整したのだが甘過ぎず美味しかった。

父も「甘さが丁度いい」と珍しく褒めていた。

良かった。今回のぼた餅作り大成功。

出来るだけ作り続けたい。実家で。

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