卒業式まで1週間

エッセイ

息子の卒業式まで1週間。

学校では毎日卒業式の練習を行っている。

通常の授業はほぼ無い状況。

それでもまとめが必要で計算ドリルや漢字ドリルの

コンプリートに忙しい。

さらに期限が迫っている課題は

クラスメイト一人一人へのメッセージだ。

30人弱に何かを書いていくこと。

大人である私からしても、なかなかハードだ。

自分に近しい友だちのことならば簡単に書ける。

接点があまり無かった人やあまり好ましくない人にも

何かを伝えなければならない。

苦行と感じてしまう。

 

このメッセージ書きが宿題となっており期限が迫っている。

学校から帰宅すると自分のやりたいことPC作業やゲームに

時間を費やしている。

ある程度、満足すると宿題に取り掛かることが出来る。

よって宿題に取りかかる時間が遅くなる。

眠る時間も遅くなり、朝起きる時間は決まっているので

睡眠時間も短くなる。

寝起きもあまり良くない。

 

自分の時の学校は、宿題をするのも当たり前。

目に見える形での勉強する姿勢があることが必然だった。

子どもは学校に行くことが義務であり、

親は子どもに教育を受けさせる義務がある。

これは今も変わらない。けれども、社会は変わってきている。

学校という一つの場所だけが学びの場所ではない。

子どもを育てる、成長を見守る。

これは大人の役目である。

どうやっての選択肢がたくさんあり選択する力が必要。

大人たちは今の時ではない時間に限られた方法しか選択出来なかった。

きっと今からでも遅くはない。

大人がこれからの子どもたちをどうやって育てていくのか

成長を見守っていくのかをみんなで考え、より良い社会で

生きていけるといいなと思う。

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