桜が開花!お彼岸の中日を迎え今回も無事にぼた餅を作れました

エッセイ

お彼岸、お盆の時に母から毎回「ぼた餅作るから手伝って」と声がかかる。

今は、リハビリ入院のため母は不在。もちろん「手伝って」の声もない。

作らなければならない!という義務感もない。

それでも作ってみたくて父に一緒に作ろうと声をかけた。

一緒に・・・と言ってももち米ご飯を炊いてもらうだけ。

きな粉やちょっとしたおかず、汁物の買い物はお願いした。

   

小豆を炊く作業。昨日のうちから仕込んでおけば良かった。

小豆の様子だけでも見ておけば良かった。

久しぶりに小豆を見たら、ムシが沸いてた!

めちゃくちゃ慌てて、ギャーと騒ぎたい気持ちを一瞬で抑える。

あんこが大好きな息子がムシがいるのを見たら、「絶対に食べない!」

って言うだろうから。虫が大嫌い。これは、まずい!

出来る限り冷静に素早くより分ける。

ムシを取り除く作業と虫食いの小豆を除けるのに案外時間がかかった。

ひょえ〜

明日食べるにしてもいいか!と弱気な気持ちになる。

   

そんな状況を知らずに昼過ぎ、父から電話が来る。

「いつ作るの?何時ごろ食べるようにする?」と。

明日という選択は、ここで消去される。

何としてでも作らなければならない。私に出来るのだろうか?

ぼた餅用のあんこを一人で炊いたことがなかった。

   

IHの保温機能を使って4時間。炊き上がった!

小豆を潰して砂糖を入れて味をつけていく。

私好みの粒感が出来た。潰したあんこを持って実家へ。

少し待ちくたびれた様子で父が待っていた。

もち米を潰し、あんこと組み合わせた。おお!いい具合。

調子良く20個ほどあんこのぼた餅を作った。

残りは、きな粉、黒ごまきな粉にした。完成。

今年も無事に出来ました。母が居なくて食べられないのは残念だが

私、ぼた餅一人で作れたよ。

戸塚駅付近、柏尾川沿いのソメイヨシノ。開花しました。

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