同窓会、今は要らないな。昔を懐かしむことよりも今を。

エッセイ
横浜 毎日違う景色

今日、バスの中で小中と同じ学校だった子の母親にバッタリ会った。

隣の席に座ってきたこともあり、なんとなく近況を話す。

どうやら級友たちは最近、同窓会を開いたらしい。

今でも繋がりのある人に声をかけて、内輪でおしゃべりするくらいの集まりかと

推測する。その母親曰く、娘は「とっても楽しかった」そうだ。

その級友とも年賀状のやり取りもないし、連絡先の交換もしていない。

他の子たちとも連絡も取り合っていないし、どんな子がいたかもあまり覚えていない。

だから、同窓会の話しを聞いても「会いたい」というトキメキを感じなかった。

   

この後、高校、専門学校が一緒だった友だちからLINEが入る。

年賀状のやり取りをしている中で専門学校の時の友だち4人で春ごろに会おうよ♪

というお誘いであった。

その中の1人が名前を聞いても全く思い出せない。容姿や振る舞いなどの特徴を

あげてもらっても全然顔が浮かんでこない。

自分の記憶力低下の問題なのか?と疑いたくもなるが、それだけだとも言えない。

専門学校生のときに関わりが薄かったのかと思う。

そして、その記憶から消えてしまっている子も含めて、春に会うということが

何を意味するのだろうと考えてしまう自分がいる。

思い出話しに花を咲かせられず、未来志向な話しが出来るのだろうかと。

今の段階では、想像し難い。

なぜ、会いたいのだろうか。どうして、今なのだろうか。

とても不思議な気がしてならない。

  

同じ日に昔の友だちの何とも言えない出来事が重なり、戸惑いを感じている。

年月を経て変わっていくのは、社会だけでなく、自分も同様に変化してきている。

この感覚が悪い訳でも、ダメな訳でもない。

いつでも自分が喜ぶことをしていきたい。楽しいことはどれかな?

前向きにチャレンジできることは何かな?と自分にきいていたい。

コメント

  1. Awesome post! Keep up the great work! 🙂