一人勝手に振り返り〜人生の3大転機その②〜

エッセイ

昨日の続き

人生の3大転機その②

28歳、長年交際していた彼と別れる。

結婚をする予定だった。が私が振られた。完全に。

今、思えば彼とは惰性で付き合っていたし、彼と結婚していたら

破綻していたと思う。その頃の私は自分のことよりも彼氏重視で

いわゆる面倒くさいタイプの女だった。

休みの日は必ず一緒にいるのが当たり前!って思ってた。

だから他のお友だちと遊ぶことも少なかった。

変に依存していたし、彼もいいように私を頼っていたところが

あったと思う。今はわかる。本当に合わなかったんだと思う。

でも、振られた当初は悲劇のヒロイン気分でかなり

気分は落ち込み凹んでいた。

高校の時の友だちは既に結婚していたしね。

この当時の28歳ってイキオクレな年齢と周りが思うし

30歳代になると相当ダメになっちゃう気がしてた。

(もちろんそんなことはないんだけどね)

転機①の友人がいたにもかかわらず、私は全然将来の展望が

無くて、情けなかった。振られたショックもあったけど

目標とするものがなくて燃え尽き症候群だった。

 

時間の経過が少しづつ心を癒し始めた頃に思い切って

スキューバダイビングを始めた。

彼氏の居ない時間、自分の給料を自分のためだけに使える

喜びを満喫しようと思った。

スキューバダイビングは私にとって当たりだった!

海の中に潜ると「無」の世界があって、開放的な気分になれた。

どんどんのめり込み月に2回は週末に伊豆に出かけた。

ダイバー憧れの地、パラオに行くことも決めた。

ダイビングショップで仲良くなった友人とパラオに一緒に行った。

たくさんのことを受け入れてもらえた大自然豊かなパラオ。

友人との楽しい思い出が残っている。

 

その友人とはダイビング以外でも会うことが増えていった。

そして彼女から彼女の経歴を聞いて、子どもの時に抱いていた夢を

思い出した。

彼女は公務員在勤中に保育士試験を受けて保育士資格を取得し、

公立保育園の保育士をしている!ことを知った。

しかも通信制の大学で保育の勉強を続けているということも聞いた。

 

「通信制」

 

一般入試でなくても学生として学べるんだ!ということをこの時に

知った。私の中で閃き「動き出したい」と感じた瞬間だった。

 

*実はもうこの頃には大失恋から立ち直り、ちゃっかり結婚していた。

逞しいわよね〜と我ながら思う。笑

 

元々の考えが甘いので「通信制短大保育科」は

年に1回の国家試験で合格するよりも簡単でなおかつ

スクーリングや実習などの経験が出来るので良さそう♪

と安易に選択し入学した。

素晴らしい経験は出来たけれども、簡単ではなかった!泣

(通信制短大保育科のことは、また日を改めて)

 

この友人と出会ったことにより小さい時に思っていた

保育士さんになりたい

を思い出し、実現させるために動き出した。

 

転機③に続く

 

 

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