【老老介護:ダブルケア未満】誕生日プレゼント探し母の友だちへ

両親・家族

今、母にとって大切な友だちが一人いる。

その人は週2日通うデイサービスで知り合ったAさん。

Aさんは母と同じ病気だが母の方が病状が重い。

Aさんは母よりも歳上で明るく社交的なのでみんなから

好かれている。今、身体の不自由さが大きく見られず

ある程度テキパキと動けるので母はいつも世話をして

もらっている。そして母にとって一番大きい理由は

同じ病で共通の痛みや苦しみを話して聞いてもらえる

こと。人はいくつになっても話したいし、受け止めて

もらいたい。

娘の私にも同じ内容の辛さや不安を口にするけれども

どんどん暗い話しになっていくので、この部分での

介護者だけの支えは難しいと感じる。

母にとっても私たち家族にとっても有難い存在である。

そのAさんの誕生日が1/17だった。

母はいつもお世話になっているAさんに感謝の気持ちを

込めて誕生日プレゼントを贈りたいと言ってきた。

母が言うにはAさんはハイカラだそうだ。

明るい人柄からも想像できるようにオシャレな方の

ようだ。

そういえば・・・

11月頃の新聞に内館牧子さんが自分の同窓会に

出席した際に感じたことが書かれていた。

・外見と中身は連動している

・オシャレな人は明るく元気でリーダーシップがあり

気配りも優れていた

まさにAさんにぴったり当てはまる。

内館牧子さんの観察力すごい!

Aさんにスカーフをプレゼントしたい!と母が言った。

素敵なものを見つけに一緒に買い物に行きたいけれども

なかなか遠くまで行くことは困難。

と言うわけでネットで探してみた。

シルバー世代は、なかなかネットでの購入は敷居が

高い。物を実際に見ることが出来ず触れることも

出来ないからイメージしにくい。

それでも、PCから検索をして母に画面を見せてみた。

伝統的な横浜シルクスカーフ。

画面で見ることが出来るのは母も嬉しいようだ。

「この柄いいわね」「こっちの色いいわね」と

楽しそうだ。

Aさんは紫が似合ってよく着ていることがあるという

ことで紫色に近いものを選んだ。

届くのが私も楽しみだ。プレゼント包装を依頼したので

実際には見ること出来ないけれどもね。

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