【老老介護:ダブルケア未満】母の人生初ピアノ練習 エーデルワイスとチューリップ(童謡)

エッセイ

母が人生初のピアノ練習を始めました。ビックリです。

実家にはピアノがあって、そのピアノはほぼ私しか弾いたことがなかったからです。

私が結婚を期に実家を出てからはピアノはずっとただの置物でした。

そして、事あるごとに母は「ピアノを処分しようかしらね」と言っていました。

 

そんな母が楽譜を見て欲しいと言ってきたのは今年の4月。

どうやら母が週2回通っているデイサービスにピアノの先生だった方も通われていて

デイサービスの場所でピアノの練習をしているらしい。

曲はエーデルワイス。

母は、この曲を知らないそうです。

私の年代は、小学校の音楽の教科書に載っていたと記憶しています。

簡単な音階で綺麗なメロディで、しかも短いこの曲は鮮明に覚えています。

でも、母にとっては新しい曲。メロディも知らない。増してはピアノで弾く。

とかなり高度な選択です。チャレンジ精神は嬉しく思います。

 

4月に楽譜に音階を記入してから母の体調が不安定だったこともあり、

ピアノの練習のことは忘れていました。

今日、急に電話がかかってきて「咲いた咲いた〜の音階を教えて欲しい」

とのこと。なんでも、明日デイサービスでピアノの練習成果を発表するそうです。

不器用で緊張しやすい神経質な母が一夜漬けでチューリップをピアノで

弾くことになりそうです。どうなることやら。

ちょっと面白いと思いつつ、今晩眠れるかしら?と心配しています。

それにしてもエーデルワイスからチューリップに変わってましたね。

エーデルワイスは難しかったかな?

何かに興味を持って取り組んでいくこと、いけることは生きる希望が

生まれるので良いことだと思います。

このような機会があって、嬉しく思います。

父も一緒になって楽しんでいるようです。

デイサービスでいただいたもの

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