【老老介護:ダブルケア未満】母の誕生日

両親・家族

3/8 今日は母の誕生日。78歳になった。

母は1ヶ月ほど前、血圧が乱高下して体調不良が続いた。

自分の誕生日まで生きていられるのか?

辛くて不安で仕方なかったようだ。

思い通りに動かない体、出来ないことが増える日々。

年を経るということが母にとっては暗く寂しげなことなのに

先が全く見えず未来への楽しみも今、生存しているという良い実感も

感じられずにいる。

それでも意識はしっかりしているので会話は成り立つ。

もっと踏ん切りというか良い意味での開き直りがあると

きっと母にとっては少しでも楽にいられるのではないかと感じる。

しかし、真面目で潔癖な母にとって、そうなれない自分にも

失望を感じている。これは難しい。

娘である私が何かを言ったところで、どうすることも出来ない。

どうなることでもない。そこがもどかしい。

 

母の誕生日プレゼントに横濱スカーフを買ってあげようか?と

尋ねたとき「要らない」と言っていた。

不要なのかもしれない。と思いつつ購入した。  

今日、渡したら早速プレゼントを開封した。

「あらいいじゃない♪」喜びの声が聞けた。

良かった。

今日は母にとって晴れの日。

いつもよりも少しだけ気分を上げることが出来たのかな。

コメント