【老老介護:ダブルケア未満】ダブルケア宣言!

両親・家族

ダブルケア宣言!

実母が難病パーキンソン病で現在ヤール3と4の間くらいの状態。

何とかゆっくりながらも自力歩行出来ているが歩行杖や手すり、

介助者の誘導などが必要。パーキンソン病特有のすくみ足もある。

片方ずつ大腿骨の骨折も経験している。

徐々に筋肉も硬くなってきていて、ベッドから起き上がることや

椅子から立ち上がることが自力では難しくなってきている。

そんな母を父が介護している。

 

2年前くらいから母のベッド脇に寝て夜中の頻尿の介助をしている。

頻尿の薬を処方してもらっていても3回は起きる。

父は起こされる。だいたい2、3時間おき。

眠りを邪魔されることはストレスがかなりかかる。

  

毎月1回は行っていたショートステイを母のわがままで

4月から断っていた。月に数日でもゆっくり眠れる環境がなくなり

疲れが溜まったのだろう。

今週火曜日、父が朝早く起きて洗濯をしてから再び布団で寝てしまった。

フラフラして血圧を測ったら、いつもは高血圧なのに低過ぎたそうだ。

このことを母から電話が来て知った。

 

老老介護の限界かも。

そう感じた。

かと言って、夜の頻尿の介助をすることは今の私には出来ない。

昼の時間のちょっとした介助をすることかな。

入浴介助、トイレまでの歩行介助、何かしらの手伝いなどになるのかな。

  

午前中3時間と言う限られた時間でも休む暇なく、呼びつけられる。

介助がないとほぼ出来ないから、あれやこれやと言いつけられる。

だから、いろいろとやることが多くて時間の経つのはあっと言う間である。

  

私は一緒に住んでいないから家に帰ると言って

離れることが出来るが父はずっと介護から離れることが出来ない。

介護は、この先に何か希望となるものが

全く見えないから気持ちまで落ち込んでしまう。

どうしたら楽しめるようになるのだろうか。

どのように両親に今を生きていることを喜んでもらえるのだろうか。

ダブルケアしていく上で私の最大の課題な気がする。

しかも、今まで自分はダブルケアではないと思っていた。

一緒に住んでいないし、夜間の介助もしていない。

私は介護に関わっていない。

そう思ってきたけれども、通院介助、電話連絡したり、

介助の手伝いしたり、話を聞いたり、雑多なことをしている。

この状態は十分ダブルケアだと認めて良いのではないだろうか。

と思えたら介護が辛くて大変なことと言う概念だけではなく、

もっと何かやっていけることがないのか?と考えられるようになった。

子育て中でも介護中でも仕事も活動も遊びも上手に

やったろうじゃない!って気持ちになってきた。

ダブルケアを受け入れることで前向きになった

ということかもしれない。

 

今以上に体力が必要になると思う。

夜間の睡眠は十分取って元気でありたい。

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