森のようちえんワークショップ参加

エッセイ
横浜 秋の実

今日は森のようちえんワークショップに参加。

森のようちえんとは園舎を持たない幼稚園。

自然の中で子どもたちが主体的に遊びながら活動しているのを

保育者や保護者・保護者OBが一緒に関わって見守りながら保育をしていく。

 

昔、息子が2歳半の頃、森のようちえんの存在を知り問い合わせしたところ、

その時は定員に達していて受け入れが出来ない状況だった。

今のようなワークショップ形式もなく、森のようちえんの子どもたちの活動の

後ろを何となく着いていくだけの見学しか無かった。だから、こんな風にワークショップという形で体験できることは羨ましくもある。

 

今日は、そのような懐かしさと好奇心と自分の遊びたい心がミックスしての

参加となった。

 

取りまとめをしている保育者の方(園長先生?なのか確認せず)とたくさん

情報共有することができ、充実した時間を過ごした。

お話の中で印象的だったのが

保育活動にお母さんたちが関わっていることが大事だと考えていて、

さまざまにお母さんたちが協力し合い、助け合いながら子どもたちの

成長を見守っていくことが大切だと。だから残念ながらフルタイムで

働くお母さんはこの活動に参加出来ないので入園は難しくなる。と

穏やかながらもはっきりと言われた。

ここのところ、このような話が身近でよく聞かれる。

 

お弁当の時間、ある女の子がお弁当箱を開けたら

全部箱から出てしまった!泣いてしまうのかな?と思ったら、

すぐ隣にいた年長の男の子が手で素早く拾ってお弁当箱に入れてくれた。

また別の男の子が「(落ちたのが)シートの上で良かったね」って言ってた。

フォローがすぐに入ったことにより女の子は泣かずに「えへへ。落ちちゃった」

と笑顔を見せた。

 

また別のところでは子ども同士がケンカをして

上手くまとまらず、仲介に保育者が入るも完全には仲直り出来ず、

保育終了となり、ケンカしていた女の子1人はずっと納得いかない顔を

していた。家に帰ったら元気になっているだろう。

明日は気分が晴れて活動が楽しく出来るといいね。

 

こちらは月に3回しか動かさない水車。

今日はラッキーなことに動かす日だった!

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